六崎太朗の0ヘルツ波動

波動強化人間としての波動パワーを駆使したあれこれ、健康や農業などいろいろ応用可能です。

映像の決め手は水平解像度とS/N比。これが映像の力をアップさせるカギ。

音響マイスターの次の段階として、映像の力をアップすることを考えております。

それで今日は水平解像度とS/N比について話をします。

昔、ビデオがテープじゃった頃、きれいに録画するにはデッキとテープが大きなウェイトを占めとった。

ていうかそれしかなかった。

水平解像度は画質の細かさ、S/N比はシグナルノイズ比、これが高いとザラつかずなめらかになる。

まずVHSとβが登場してお互いしのぎを削ったんじゃけど、長時間モードのあるVHSが優勢になり、βは淘汰されていった。

まずこの2つ、当初は標準的なモードでVHSが標準モード、βはβ∥モードがあった。

水平解像度はVHSが200本、βは270本、この数値が高いβが画質の細かさは上だった。

しかし長時間モードでは2時間テープでVHSは6時間録れるのに、βは3時間しか録れず、コスパでβはボロ負けになった。

画質関係なく録ったもん見ては消しっていう人にとってはVHSの6時間は魅力的じゃった。

β派は専らレンタルビデオのダビングの巣窟と化し、それ以上でもそれ以下でもなかった。

βも巻き返しをはかるためβIモードを出してS/N比アップを前面に出した。

しかしVHSの系統でスーパーVHSが出ると、テレビの解像度330を超えた400本を実現し、ますますβは要らない子になってもうた。

S/N比の低下のわかりやすい例は長時間モードであり、VHSでは1/3の磁性体で録画せにゃいけんけえ、テープの性能が追いつかず、シグナルよりノイズが増えて画面がザラつき汚くなる。

3倍モードで通常のS/N比を実現するには水平解像度を下げるしかないんじゃけど、そうすると画面がぼやけてしまう。

まあどっちをとるかいう話よね。

こういう水平解像度とS/N比の話をベースに持っとくと、画質の面で力がつくんよ。

それで磁性体の充填度合いによっていろんなグレードのテープがあった。

スタンダード、ハイグレード、ハイファイ、プログレードと当初は4つのタイプが存在しとった。

磁性体の充填度合いを示すBET値が、スタンダードは25、ハイグレードは35、ハイファイは40、プログレードは50ぐらいじゃった。

テープのグレードでS/N比がかなり変わったのてありました。