北朝鮮の金正恩第1書記の暗殺計画を題材としたコメディ映画「ザ・インタビュー」が昨日、米国の映画館で公開された。
配給元の米映画会社ソニー・ピクチャーズエンターテイメントに対するサイバー攻撃で犯行声明を出した集団は、上映館へのテロ攻撃を予告しており、映画館に警察官が配置されるなど厳戒態勢が敷かれた。
全米でいち早く上映したロサンゼルスの独立系映画館には夜中の公開にもかかわらず、長蛇の列ができた。
観客に対しては特別に手荷物検査も行われた。
テロ予告を受け、大手映画館チェーンの多くが上映を見合わせたため、ソニー・ピクチャーズはいったん全米公開の中止を決定。
しかし、「表現の自由」や「テロとの戦い」の観点から上映を求める世論が高まり、独立系映画館を中心に上映の申し出があった。
ソニー・ピクチャーズによると、昨日は300以上の映画館で上映の予定。
初日のチケットが売り切れる劇場も続出した。
ジョージア州アトランタの映画館は看板に「自由の勝利」と掲げ、公開実現を祝った。
一方で、上映館が当初計画の10分の1程度にとどまることから、同社は24日から米国でユーチューブなど複数の動画サイトを通じ有料配信を始めた。
これは北朝鮮から圧力がかかったりサイバー攻撃受けたりといろいろあった関係で、かえって見たいと思う人を増やしたのう。
内容はともかく、どんなことが想定されるか面白そうじゃ。