18日に投開票される民主党代表選を前に、時事通信は昨日、同党所属国会議員の支持動向を探った。
それによると、細野豪志元幹事長(43)と岡田克也代表代行(61)が伯仲、長妻昭元厚生労働相(54)が追う展開となっている。
ただ、今回は全体の6割以上を占める党員・サポーター、地方議員の票の行方が結果を左右することから、各陣営は党員らの支持獲得に全力を挙げる。
代表選は、計760のポイント制で争われる。
内訳は、党員・サポーター354地方議員141ポイント、国政選挙公認予定者1ポイント、国会議員264ポイント。
1回目の投票で過半数を得た候補がいない場合、上位2人による決選投票を行う。
動向調査によると、国会議員132人のうち、細野氏を支持するのは44人で、岡田氏は43人とほぼ同数で並び、長妻氏が31人で続いている。
残り1割の国会議員は態度を明らかにしていない。
支持の傾向は、細野氏に保守系を中心とした中堅・若手が目立つ一方、岡田氏には民主党政権時代に要職に就いたベテランが多い。長妻氏はリベラル系を固めている。
残りの態度未定議員のポイントを上積みしても差はわずかで、各陣営とも、最終的に党員らの動向が鍵を握るとの認識で一致している。
党員らの郵便投票は16日必着のため、実質的な選挙運動は15日ごろまでとなる。
各陣営はこの3連休がヤマ場と見て、地元での集会や電話などを通じて党員らへの働き掛けを強める。
長妻さんが勝てばある程度変わるんじゃろうけど、他の2人ではどうもならんね。