民主化の行方を占う重要な試金石となるミャンマー総選挙は、昨日投票が行われた。
アウン・サン・スー・チー党首率いる最大野党の国民民主連盟が、テイン・セイン大統領の政権与党連邦団結発展党を抑え、上下両院の過半数を制して政権交代の道を開けるかが最大の焦点。
投票終了後に開票作業が始まった。
これまでのところ大きな混乱は伝えられていない。
早ければ同日夜にも大勢が判明するが、ずれ込む可能性もある。
今回の選挙は上院(定数224)と下院(同440)のうち、国軍司令官が指名する166の軍人議席と治安上の理由で投票が中止となった下院の7議席を除く491議席が対象。
大統領は上下両院議員の全員投票で選ばれるため、両院の過半数を押さえれば、政権を主導できることになる。
以前は選挙で負けても政権に居座った軍事政権じゃけえ、アウン・サン・スー・チー氏が勝ってもどうなるかのう?