大量にとれるものが出てきて、それなりに軌道に乗ってきた農業。
しかし、そこには最低限の世話が要る。
農業なしで食糧を得るとなると、野草や木の実いうことになる。
それは季節によって違う。
今の時期はカラス麦、秋には栗を主食にして、夏はヤブガラシ、冬はギシギシを野菜とすることでなんとかなるかいうとこ。
これらがどんだけとれるかによってだいぶ変わり、そこに作付けしてとれたもんを加えて、また変わってきよる。
カラス麦収集脱穀が大量にできるようになり、栗が大量にできるようになれば、それで一安心なんよ。
カラス麦はもともと外来種。
しかし、実るまでそれとはわからん。
じゃけえ、ほぼ駆除は不可能。
そんなら、その恩恵を享受しながら共存したらええんよね。
カラス麦に限らず、外来種で利用できるもんは、その旺盛な繁殖力を利用すべきじゃ。
自給自足を目指して始めた農業も、単に作るだけでなく、作らんでもできるもんをもっと調べる必要があるのう。