今月、とうとう五十歳になってもうた。
見た目は、おそらく五十に見えない若さ。
気功の修行から、波動強化したけんのう。
この歳になって思うのは、修行しといてよかったいうこと。
昔の人なら終わっとる人生、しかしまだまだ終わる気がしない。
いや、むしろこれからじゃのう。
体も若いまま。
これまでの五十年は、結果的に鳴かず飛ばずじゃった。
理由はいろいろあるんじゃけど、カルマの解消に充てられたと言えようか。
若かりし頃、邪魔する者は多かった。
幼少期から成人してもしばらくは実家との抗争が絶えず、そのことで自己実現が大幅に妨害された。
父は、前回の家臣で一族根絶やしにした井上党の頭。
父方祖父は、大軍で攻めて来た敵の家老宇山で籠城戦で迎え撃ち、撤退の時しんがりの役目をしとったのを追撃して討ち取った。
母方の叔父2人も、謀反を起こして返り討ちにした家臣。
潜在的に、私を恨んどらんはずがなかった。
善人か悪人かはともかく、みんな私が殺した。
目に余る悪人じゃったのは、井上だけか。
こいつは、私のみならず親戚を苦しめた。
ともあれ、その恨みを晴らす意味での妨害により、ずっと生産性のない抗争の毎日じゃった。
しかしいつの間にかそれらもおらんようになり、しつこく邪魔しとった父井上も虫の息になるまでシゴウして、そこから本格的な巻き返しにかかった。
現時点でウハウハではないものの、カイアポなどのことで先行き明るい。
カルマ解消に費やした通常人生五十年、これからはその年季が明けて新しいおまけの人生に突入なんよ。
私の場合、おまけの方が本番よ。
波動で自力で過去世を紐解くと、今回の人生の課題やテーマ、解消すべきカルマがわかった。
悪人でない敵に対するカルマは消えた。
悪人の敵は、思い切りシゴウした。
今の状況と能力から、助けられる者を助けていきたい。
カルマの力は恐ろしい、時を隔てて来世に降りかかる。
今回悪いカルマを持ち越す者は、来世かわいそうじゃのう。
私も五十年、棒に振らされた。
しかし福島原発のことで、その棒に振らされた五十年も幸いした。
若い頃に成功しておれば、関東から動けんかったはずなんよ。
関西の安全なとこに逃げてこれから打って出る状況は、幸いと言う以外にない。
天がそう導いてくれたとすると、有難いことじゃのう。
ともあれ、これからの農業ビジネス、これまで培ってきたもんが充分発揮できると思う。