ユーチューバーとしてそれなりに有名になったカルト教団Kの教祖長男が、とある女流作家と対談しました。
父親に対しての動画では、RHちゃ〜ん、RHちゃ〜んとか言うのが定番化しつつありますね。
まあそれはそれとして、今回は対談なんでそれなりに内容があったなと思いました。
女流作家はわりと闇の世界の作品を手がけており、霊的世界観を持ってその中で生きております。
教祖長男が任侠映画を作ってどうのこうのとかやっておりますが、そんなレベルではなく、その手の世界では格が違うことを見せつけてくれた。
仏教の僧侶で正式な布教資格者でもあり、霊が見えたり話が聞けたりとかいう状態で生きながら、社会の暗部に焦点を当てた作品をいくつも手がける。
霊能者であることによる話は、やはり本物ならではの重みがある。
その霊能者が高級霊界と通じとるか否かは別として、法則は法則として存在する。
この女流作家は、高級霊界と通じとるとは言い難いわのう。
それはともかく霊能者、巫女さんは、感応した霊のメッセージを映像や声やイメージで受け取る。
しかしそこに大きなエネルギーを使い、この女流作家の場合には情報量としては短い言葉ぐらいらしい。
そこいくとカルト教団Kの教祖のそれはかなり長いんで、この女流作家はすごい力じゃと褒めとった。
うん、それはその通りなんじゃろうと思う。
マトモじゃった頃の教祖は、その能力がすばらしかった。
高級霊界の詳細を示してくれたことは、私のみならず多くの人達の心の糧になったのも事実。
しかし、そのマトモな時期も少な過ぎた。
その教祖に代わって、高級霊界のメッセージを受けるようになった巫女さんもその巫女としてのパワーが足りず、そのことも度外視して頑張って体はガタガタになりました。
いわゆる巫女病いうもんであり、倒れた後は寝たきりになり回復することなく亡くなりました。
教祖がマトモな時期を見ることのなかった教祖長男では、決して理解できない父親の価値。
それはもうやむを得ない。
人間のクズのように父親を罵倒することバカにすることも、彼の立場からするともはややむなしなんよね。
教祖のジュニアたちにはそれぞれ教育担当者がつき、それらが自分の担当じゃないジュニアをいじめるような話も出た。
親はもはや欲得の塊であり、お世辞にも人格者ではない。
長男のその心情、察して余りある。
久々に、見応えがある内容じゃったんよね。
彼の役者や脚本家としての腕はともかく、それからエロに狂うとる面はあるものの、今時の若者の持つ感覚でマトモに育ったと思う。
私とは価値観が違う教祖長男、しかし頑張ってくれ。
教祖の悪を晒して弱体化させ、邪悪な教団が潰れていく方向性で力を発揮してほしい。
それが私と同年代の人たちで、教団によって人生が破壊されてしもうた人らへの供養になるじゃろう。