野菜や果物とかは外来種ばかりなんよね。
カイアポにしてももともとはブラジルのもんであり、それをたくさん作ろういうことは、外来種を増やすことになるんよね。
イチゴにしてもオランダじゃし、ジャガイモも南米、玉椿も中国、緑豆はインド。
こんなんやっとったら、キリがない。
ただ、問題なのは侵略的外来生物であり、それらが生態系を破壊することを阻止すべきなんよ。
どの外来種が侵略的外来生物になっていくかはわからん部分があり、縁日で売られとったミドリガメなんかがこれほど大量に増殖するとか考えた人はおらんかった。
意図的に持って来られたのかあるいは何かにまぎれて入って来たかは別として、やたらに増えたことが目についてヤバいとなったケースが多い。
あと、国内外来種いうのもある。
そのあたりでやたら見かける鯉なんかも、もともとは琵琶湖周辺での在来種。
そんなのも、それ以外の場所では外来種なんよ。
カブトムシも、本州以南では在来種でも北海道では外来種なんよ。
こういうのも含めて、正しい知識をもとに外来種をコントロールすることが大事なんよ。
カイアポなんかも、いくら化け物みたいに生命力が強くても、日本の冬の寒さには弱くて死滅する。
そして、その豊かな栄養成分はかなり役に立つ。
この特性を考えて、冬は屋内で守りつつたくさんとれるようにしていけば、有益な共存関係になる。
大量にとれるものに関しては、その成分や特性を活かして活用できるかを考えて資源化するんよ。
それで侵略的外来生物が資源と変われば、それは次の豊かさを生むじゃろう。
天敵がおらず、無限に増える可能性のあるもんは、無限の資源に化け得る。
ミネラル資源として活用しよるもんも、かなり外来種の比率が高い。
外来種で外来種のカイアポを育てる状況も、いろいろ考えて落ち着いたもんなんよ。
今後も、外来種活用の可能性を模索し続けるんよ。