先駆植物つまりパイオニア植物の活用を考えると、荒地のミネラル資源の効果的な利用が期待できる。
先日勝手に生えてきた木の正体がクサギとわかり、その前はトウネズミモチ玉椿。
それ以外にもよく見かけるもんとして、アカメガシワやナンキンハゼがある。
外来種もあれば、在来種もある。
草では、セイタカアワダチソウなんかが強いんよね。
裸地においては栄養分や乾燥の問題があるんじゃけど、それをクリアして定着成長するのはそれだけ生命力が強いいうことなんよね。
木でも草でもかなり成長も早く、それだけミネラルを集める力が強い。
灰を起点とする無機農法において、その力は重要な意味を持つ。
セイタカ灰、木灰、雑灰と分けとる灰の区分。
セイタカアワダチソウのセイタカ灰が私にとって重要な資源であることもそうなんじゃけど、灰から派生する二次作物の育ち方なんかもそれぞれ違う。
同じものとして大量にあれば、それはそれで資源として分別できる。
厳しい環境で育ちやすく育ちも早いとすると、大量にとれる可能性もある。
通常の木と比べてどうかとかを、試せる可能性がある。
アカメガシワやクサギがコンクリートの隙間から平気で生えとるの見ると、かなりヤバいと思わされる。
普通の木と同じようなのか、あるいは他に特化した成分があるのか、いやいや何より大事なのは実際に灰として使うた時に育ちがどう違うかなんよね。
実際にセイタカアワダチソウには、他の草よりも良質なミネラルがある。