カルト教団Kの教祖急逝による影響が、そこかしこに出とる。
それでわかりやすいのが、YouTubeのチャンネル登録者数なんよ。
教団の公式チャンネル、広報チャンネル、こういう盲信者が固定のチャンネル登録しとるものはそれほど変動はない。
外部の人が登録することが多いものや、盲信者系ユーチューバーでそんなに多くないものとかがある。
まずは、教団本体よりもチャンネル登録者数が多いものとして、KJ党があるんよね。
教団本体のチャンネルが3万いかないものの、この政党のチャンネルはかつて12万人が登録。
しかし、それが教祖急逝後半月した時点で、11万9千になった。
減少率で言えばそれほどでもないんかもしれんのじゃけど、数で言うたら千人近く減ったいうことになる。
理念を出す中心人物がおらんようなったことで、今後の政策に対する期待感はだいぶなくなった。
これまでは、その主張だけとらえてええこと言うとるって思うとった人が、ある意味ダマされて支持しとった。
それでも議席が取れん理由は、やはり教祖に賛同する人がおらんいうことで、そこに限界がある。
教祖がおろうとおるまいと、主張がすばらしいって思うとった人が支持しとったものの、肝心の中心人物がおらんのならもう無理よね。
他には盲信者系ユーチューバーとしては、TさんとかUさんとかおる。
Tさんはいつも本の解説をしており、登録者数も教団のチャンネルと同じぐらいじゃけえ、教団内の人も認めるぐらいの状況なんじゃろ。
しかし、そこまでいかんのがUさんで、この人は降霊系なんよね。
もともと3500人ぐらいの登録者で、それが教祖が復活するとか霊界からのメッセージとかで教祖急逝特需に乗っかった。
それで4650まで上がった後、教祖が復活せんことにより、4630まで下がってきた。
この教祖の復活は、12日以内に起きる言うことで教団では祈りを捧げて祈願までやっとるんよ。
しかし、とっくにその期間は過ぎ去り、それに失望した人が今後離脱していくじゃろうね。
この盲信系ユーチューバーの復活の話も、やはりデタラメかってなって、期待して登録した人が外したいうことなんじゃろう。
変わった例としては、教祖の前妻が珍しく公の場に出てきたことで、じりじり登録者が増えとる。
ずっと更新もされずにあったもんが、なんだかんだで注目を集めたんよね。
もともと430人ぐらいなのが、この半月で750を超えた。
さすが、もともと知名度があっただけある。
真新しいもんかないけえ、その増加もいずれ鈍化するじゃろうけど、ともあれブームに乗っかったのう。
目先の教祖急逝イベント後には、教団の崩壊に向けての混乱は、かなりひどいことになるじゃろう。
今後も目が離せんのじゃけど、こういう登録者の数の変動は、いろんな意味で参考になるんよね。