ジャンボタニシの卵を水に落とすと、呼吸できんようになって死んで腐る。
個体数を増やさんようにするのに、そうした方法で卵を有機肥料にするいうことを考えたものの、想定外の事態発生。
なんと、水に落として腐りかけた卵を、親のジャンボタニシがムシャムシャと。
なんか共食いいうか、しかも腐ったもんを食べてそれを栄養にしてしまいよるんよね。
変形共食い、うわ〜えげつな〜い。
それで、結局は卵ですらジャンボタニシの糞になり、有機肥料として還元されるんじゃけど、なんだか予想とは違う変な展開。
さてそれはそうと、こうなると次どうなるかなんよね。
卵って、基本的には栄養状態はすごくええんよね。
雑草なんかよりも、ジャンボタニシをより育てることにもなるんじゃろうね。
とは言うても、卵を生むスピードは早まらんけえ、となると、ジャンボタニシ自体が巨大化する可能性がある。
今おるやつらは、梅干しぐらいの大きさなんじゃけど、かつて食用として養殖されとったもんは野球ボールあるいはそれ以上の大きさのもの。
今の大きさでは、料理するにしても歩留まりが悪くてどうもならんのよ。
しかしある程度の大きさにまでなれば、山サザエとして売り出しとったわけじゃけえ、自分らが食べる食用として活用の可能性が出てきた。
勿論、広東住血線虫とかの寄生虫の問題があるんで、しっかり火を通すことが大事なんじゃけど、そういうことで食糧問題の助けになる可能性もあるんよね。
いやしかし映像で見ると、なんかマジでえげつないわ。
ジャンボタニシは根絶ができんけえ、もうその数をコントロールしつつ活用することを考えるしかないんよね。
こんなことも含めて、外来種を減らして活用して恵みをもたらすことをいろいろ考えていきたいんよね。