農イノベーション兵庫自体は、ものの役に立たんのよね。
そこのお知らせ欄にあった業者で、脈ありそうなとこを片っ端から連絡してみて、コツンときたもんに集中する感じなんよ。
それで、漢方の原料を求めとる業者がないかとN社に問い合わせた。
カイアポや女貞子なら、たくさん用意できるって言うたんよ。
そしたら、それを必要としとる業者はなさげなんよ。
しかし、逆にこういうもんないか?っていわれたんよ。
アカメガシワ、キハダ、ウラジロガシ、カワラケツメイ、カワラヨモギ、ドクダミ、こうしたもんなんよ。
なんか、この中でソッコーで手に入れやすいのがアカメガシワとドクダミ、探しようによっては、ウラジロガシなんよ。
それでそこの営業の人がうちに来て、いろいろ話してみると、どうもそれだけでもないようなんよ。
社長が2月に変わったばかりで、新規事業を手がけようとしとるらしいんよ。
それで忙しいらしく、営業の人が代理で来たんよね。
私の話すことにビックリして、これは薬剤師の知識ではないですねとなった。
あり合わせの材料で、規格品ではないもののいろんなものを生産できる技術があると。
灰と窒素固定によって、加工品の材料レベルの農産物は作り出せる。
危なげがないのが、黒豆らしい。
どのみち黒豆茶か何かにするんで、大きさが凸凹でも構わんのよ。
そんなの、それこそ雑草灰さえあれば、いくらでもできる。
ほかにカワラケツメイなんかも窒素固定植物じゃけえ、それなんかも大量生産できる可能性がある。
社長と直接話をして、それで現場を見て一緒にやれるようならやってみます。
ともあれ、私の発想力が役に立つって思えるんよね。
どういう形になるかはわからんものの、今週はなんとか話をして、協力体制組めるように頑張ろうか。