いつも九州へ行く時には、山陽本線を使う。
これはかなり便利であり、普通列車だけであっても姫路からわりと速いのと快適性がある。
座席が転換クロスシートであることから、ゆったりくつろいで車内の仕事も捗るんよね。
ただわりと速い言うても、それなりに時間もかかるんで、なるべく早く着くために普通列車最速ルートとして行きは山陽本線は必須なんよ。
しかし、帰りはそう急ぐ旅でもないけえ、少し余裕があればまわり道をしてもええんよね。
別ルートとして考えられるのは、小野田線、宇部線、岩徳線、呉線、赤穂線なんかが迂回ルートとしてあるにはある。
しかし、ロングシートで快適性が見込めない小野田線や宇部線に乗ったところで、なんかイマイチ。
しかも朝早くは電車で寝ておりたいんで、そもそも寝られずに快適でもないとこに乗ってもしゃ〜ない。
そういうことで、岩徳線、呉線、赤穂線がわりとかんかられるし、これまでもそれらは乗って行き来したことはある。
ただ、その日のうちに帰ってくることを考えたら、もうちょっと大がかりな迂回路線を使うのもアリなんよね。
ただし、スピードがイマイチなのと連絡がわるいことから、かなりの時間差ができるんよね。
朝イチに下関を出たとして、姫路には夜10時頃。
下関から新見まで、ボックスシートを強いられる。
しかし、見慣れぬ景色を見られるんよね。
お恥ずかしながら、山陰本線は長戸二見から東松江までは乗ったことがないんよね。
それで遅まきながら、その区間を乗ってみてその区間で何かを得られればって思うんよ。
山陽本線なら夕方には着くものの、山陰本線使うことで大幅に時間を食う。
車内は作業するとして、そういうことってそうそう考えたことはなかった。
九州旅行のついでに、見慣れぬ山陰本線の景色を見られることは、ある意味そうそうお金をかけずに行けることなんよ。
姫路から島根県の山陰本線で日帰りとなると松江が限界で、しかも滞在時間はほぼない。
そこから先は、一泊を覚悟せにゃ無理なんじゃけど、九州の帰りのルートを使えば、その通りできるんよ。
そうした意味で、時間的体力的デメリットはあるものの、一度やっとく必要性はあるかなって思うんよね。
ともあれ、薬剤師に戻るか否かの瀬戸際、上手く薬剤師に戻らずに済めば、そのお祝いに夏の青春18きっぷで出かけることは考えとる。
それで九州へも行って、帰りにそうしたルートを辿ってみようか。