六崎太朗の0ヘルツ波動

波動強化人間としての波動パワーを駆使したあれこれ、健康や農業などいろいろ応用可能です。

母校の大学のストレートの進級率に思う、今の薬学部のあり方。

母校の大学のストレート進級率の今昔、それで考えさせられたことがあるんよね。

 

薬学部へ行って、その留年率の高さに驚いた。

 

一緒に入学した人らと、新入生合同旅行があった。

 

男子校じゃった私は、同級生の半分が女子じゃったけえ、セピア色の画面がいきなりカラー画面に変わった感じがした。

 

この人らと4年間過ごすんねって最初思うたんじゃけど、実際キャンバスライフがスタートするといきなりあれっ?て思うことがあった。

 

こんな人、一緒に入学した人の中におったっけ?

 

いやいや、絶対おらんかったよねってなった。

 

はてな、この人誰なんじゃろか?って思いよったら、留年生なんよね。

 

ああ、なるほどそれならわかるわ、そんならおらんくて当然。

 

最初はそんな程度。

 

しかしやがて、俺もう辞めるわとか言い出すやつがおって、えっちょっと待てや!ってなったんじゃけど、マジで辞めてったった。

 

は?なんで入って早々辞めるかね?

 

さらに辞めるとも告げずに、ひっそりおらんようになる退学者がポツポツ出てきた。

 

おおお、なんか辞めてくわ、なんでじゃろ?

 

まあそう思いながらいろいろ退学した人らの話を聞くと、遊べると思うて入った大学がかなりキツいと。

 

テストや実習ばっかりで空き時間もないけえ、こんなはずじゃなかったとかいう人ばかり。

 

やがて2年に上がる時に、今度は留年いうワードが見えてきた。

 

一年生の後期の期末テストで、大騒ぎになっとる人がちらほらおって、そのうち何人かが実際に留年した。

 

辛くもしのぎ切った人は、気を引き締めてその後は真面目に頑張るようになったやつも多かった。

 

この二年生に上がる関門で滑ったやつは、まだ少なくそれゆえに心が荒んで男娼になったやつもおった。

 

それで二年生になると、見知らぬ顔が圧倒的に増えた。

 

三年生になれんかった人らなんよね。

 

さらに三年生に上がるとその傾向は顕著になり、より歳の離れた人らがズリ落ちてきた。

 

この三年生に上がるタイミングで留年する人がそれまでは多く、持ち越し単位がそこで目一杯になってしまうんよね。

 

しかし、私らの学年ではそこで落ちる人はすくなかった。

 

しかし、四年生に上がるタイミングでその持ち越し単位の炸裂はきた。

 

キターッ!!!

 

ここで大量の留年が生じ、まあしゃ〜ないなってなった。

 

その後では、卒業延期とかがちらほら。

 

結局、入学時一緒におった者で一緒に卒業できたのは全体の8割。

 

つまり、1/5がどこかで消えた。

 

あの時は四年制じゃった薬学部も、今や六年制。

 

今おったらって思うと、ゾッとするんよね。

 

それで今の母校のストレート進級率は、なんと67%らしいんよね。

 

ななな、1/3がどっかで消えるってか?

 

明らかに、私らの頃よりもひどいんよね。

 

そんなん、もう終わっとるよね。

 

まあそんでも、そこで私がストレートでどうかいう問題にもなるんじゃけど、まあおそらくそれならなんとかイケるとは思うんよね。

 

いやはや、私らの頃より1割以上多いのは、さすがにショックよね。

 

うちらの頃ですら、見知った顔がゴッソリ減った感と先輩方がドッとズリ落ちてきた感が強くあったんよね。

 

さらに入れ替えが激しいと、もはやどうなることやら。

 

他の大学では、ストレート進級率が3割いかんとこまであるらしい。

 

3人に1人しかストレートじゃないって、どんだけひどいんかいう話なんよ。

 

ともあれ大学における留年劇は、ある意味弱肉強食の非情な掟を垣間見せてくれるには、充分過ぎるもんじゃった。

 

私らの頃ですら厳しいって思うたんじゃけど、今やもう薬学部のあり方自体がなんかそこまでして行くべきもんかって思えてならんのよ。

 

薬学部、年々突破し難くなっとるね。