福島原発事故で私達波動強化人間の2人が被曝死した。
なぜか?
2人に共通しとったのは、民族がオリオン座マヌ系だったこと。
被曝のダメージがひどかったのか、あるいはマヌ系特有の何かがあったのか、結論は両方なんよ。
そもそもマヌ系は放射能に弱いらしい。
ていうか、生命体としても弱っちい。
もろい民族じゃのう。
民族がもろい理由は、元いた星の生存条件が良すぎることが挙げられる。
この惑星ヨプロムーンは、周辺の星の保養所にもなっとった。
特にニュートン系の星ワイムーンからは病んだ人達が続々。
ワイムーンは機械文明が進み過ぎ、環境破壊が進んだことから、不健康な人が増え、星として対応できんようになった。
しかしヨプロムーンには豊かな自然に育まれ、芸術も華やかに展開しとる。
しかしそれだけじゃなかった。
ワイムーンの不健康さは、機械化だけでは説明できん問題があったんよ。
それは被曝と、それに類する複合汚染なんよ。
ニュートン系の科学は実用性軽視の学問科学、制御不能なことに手を出してしっぺ返しを食らうことも多い。
被曝でボロボロになった人達が息を吹き返すのが、惑星ヨプロムーン。
ヨプロムーンには単なる癒し以外に被曝ダメージ修復要素があり、そういう場所は銀河系で200ヶ所ぐらいしかないみたい。
マヌ系の人達はいっつもそれに守られとる関係で、他の民族に比べて放射能に対する抵抗力が弱いんよね。
あの2人がやられて死んだのは、単に魔法力だけの問題じゃなかったようじゃ。
逆にこのヨプロムーンの秘めたナゾを解くと、被曝に対応する魔法ができるかもしれん。
何の力なんじゃろうね?
イオンの関係なのか、エネルギーの磁場なのか、それとも星の組成なのか、わからんのう。
ともあれ、それを解明して人工的に増幅すれば、何かできるかもしれんのう。
科学の弊害による行き詰まりには、ある意味大自然の力に頼るしかないんかもしれん。
現在の科学や数値しか見ようとせんバカな知り合いのベータ人がおるんじゃけど、やはり科学におごって真実を見る目を雲らせちゃいけんのう。
科学を探究する者はあくまで謙虚に、未解明の要素があることを念頭に漸進姿勢で挑むべきじゃ。