先月22日に長野県北部を震源として最大震度6弱を観測した地震から1ヶ月余り。
最も大きな被害が出た同県白馬村で昨日、県などが建設した仮設住宅への入居が始まった。
年内の入居が間に合い、当面の生活の見通しが立ったことで、住民からは安堵(あんど)する声が聞かれた。
仮設住宅は8日から建設が始まり、大雪に度々見舞われたが、1日最大約180人の作業員を投入して工事が進められ、年内の完成・入居にこぎつけた。33世帯76人が順次、入居する。
同村神城の飯森グラウンドに計6棟35戸が建設され、住民は入居人数によって1DK、2DK、3DKの3種類の間取りの住宅に振り分けられた。
家賃は無料だが、水道・光熱費は各自が負担。
村は入居者がすぐに日常生活を送れるように電子レンジやガスコンロなどの生活用品も用意した。
入居が始まった昨日、避難住民は村が募った村民らボランティア約80人の手を借りながら、避難先や全壊した自宅から運んできた衣類や家具などを仮設住宅に搬入した。
村が設けた1次避難所保健福祉ふれあいセンター、2次避難所として村内の宿泊施設、そして今回の仮設住宅。
入居希望者全員の入居が決まったが、災害救助法の規定により、避難住民が仮設住宅に住めるのは最長2年間となる。
東日本大震災もそうじゃが、広島の土砂災害など仮設住宅が必要なことが多くなったかも。
来年もでかい災害が起こるかのう?
土砂災害はありそうじゃのう。