六崎太朗の0ヘルツ波動

波動強化人間としての波動パワーを駆使したあれこれ、健康や農業などいろいろ応用可能です。

大韓航空前副社長のナッツリターン事件に、懲役1年。

大韓航空前副社長の趙顕娥被告(40)が機内でのナッツの出し方に激高してサービス責任者を降ろし、離陸を遅らせた事件で、韓国・ソウル西部地裁は昨日、趙被告に対し、航空保安法の航路変更罪などで有罪を認め、懲役1年(求刑3年)の実刑判決を言い渡した。

裁判は、離陸前の航空機を引き返させたことが航路変更罪に当たるかが主な争点になったが、地裁は「離陸前の地上での移動も航路に含む」と判断。

「動きだしているのを知らなかった」という被告側の主張も退けた。

地裁は「金と地位で人間の尊厳を崩壊させた事件だ」と断罪し、責任者らが今後、社内で不利益を被る可能性も排除できないことや、外国メディアにも報道され、国家の威信を失墜させたことも強調。

「真剣な反省をしているか疑問だ」と述べた。

一方で、事故が発生しなかった点や世論の風当たりで相当の苦痛を受けた点などを考慮し、懲役1年を宣告した。

地裁は、業務妨害など計四つの罪で有罪を認めたが、客室担当常務(56)と共に国土交通省の調査を妨害したとして検察が主張した偽計公務執行妨害罪については無罪とした。

検察によると、趙被告は2014年12月5日、ニューヨークの空港で、韓国・仁川行きの大韓航空機のファーストクラスに搭乗。

責任者や乗務員に対し、オーナーの娘で副社長という地位を乱用、約20分間、暴言を浴びせるなど騒ぎを起こし暴行した。

また、証拠隠滅などに問われた客室担当常務と、常務に調査状況を教えていたとして公務上の秘密漏えいに問われた国交省調査官(54)に対してもそれぞれ、懲役8月の実刑判決と懲役6月・執行猶予1年の判決を言い渡した。

韓国はゾロの多い社会。

今回の事件はその縮図のように感じた。