気象庁は昨日、箱根山の大涌谷付近で地震が増えていると発表した。
火山活動がわずかに活発化しているとみられ、大涌谷付近で小規模な蒸気の噴出が突然起きる可能性があるという。
神奈川県箱根町は一部の遊歩道の閉鎖を決めた。
気象庁によると、4月26日午後から大涌谷付近を震源とする小規模の地震が増加。
昨日には温泉関連施設で、蒸気の勢いが強まっているのが確認された。
火山活動がわずかに強まった結果、山の表面に近い部分にたまっている熱い地下水の活動が不安定になったとみられる。
箱根山では数年に1度、同様の地震活動の活発化が起きている。
気象庁は「温泉地は活動が活発化した地帯から遠く、危険は考えられない」としている。
箱根町によると、噴気などの火山活動を見学できる遊歩道「大湧谷自然研究路」を当面、立ち入り禁止にする。
コース内の観光施設は休業するが、ロープウェーやその他の施設は通常営業する。
東日本大震災で地盤が変化してしもうた今、いつどこで火山が噴火してもおかしくない。
西之島しかり。
引き続き火山や地震には注視しましょう。