今日は気分を変えてベータ星での芸術家について述べます。
地球に来た私らベータ人は、エルランティ・エンリル系統です。
某団体総裁が言うようなレプタリアンではありません。
ケダモノ系の知性体です。
哺乳類ね、哺乳類。
ベータ星にはもともと他の民族もおりましたが、私らエルランティのグループは少数派。
他の星からベータ星に来ました。
ベータ星が地元の人らにも芸術家はおりましたが、話がややこしくなるんでエルランティのグループに絞って話します。
エルランティの下には七大天使がおりました。
ミカ、ガブリ、ラファ、サリ、ルシ、ウリ、ラグです。
私の親は4番手のサリなんよ。
地球来てからエルをもらいミカエル、ガブリエル…となったとさ。
うちらの中で芸術家は2系統ありました。
霊格ではガブリが上ですが、芸術家としてはラファの方が上じゃったのう。
ラファのそれは専門職であり、ガブリはメインの仕事が伝達通信。
つまりガブリは片手間であり、情報の伝達のためのビジョン作成が役目上多かった。
これだよってわからせるための芸術。
端的にわかりやすくやりよるけえ、他の民族で言うとゼウス系のそれに近い。
うちらが男性民族じゃけえ、うちらの芸術は総じて男の芸術。
しかし、その中ではラファの方が女性的で、ガブリの方が男性的なんよ。
どちらの系統の人も、大天使であるラファとガブリが投げかけるテーマをもとに腕を磨いた。
つまり2人のマネっこ。
私はサリエル系じゃけえ、もともと芸術家じゃなかった。
しかし、セラピーの方法としてええかもと思い、マネっこ連中のさらにマネっこを始めた。
私の目的は芸術にあるわけじゃなかったけえ、片手間でやるとしたら、2系統全部いうわけにもいかんかった。
男女のバランス的に効率のええラファの系統に弟子入りして勉強した。
ベータ星では地元民の芸術もあったんじゃけど、どこか無機的で、力や躍動感はやっぱりうちらの方があった。
ベータ星では科学が進んどったけえ、塗料や彫刻材質は自由に作り出せた。
音響設備もバッチリ。
芸術家の系統以外では、私のようなセラピー目的のサリエル系や、教えたがりのラグエル系が多かったかな。