最寄駅に自生しとったヤブツルアズキ、自宅にも植えてタネをそれなりに確保。
それはそうと、もともとの自生地で群生エリアを拡大させるべく、昨年からタネをバラまくことをやりました。
昨年は近くにセイタカアワダチソウがたくさんあった関係で草刈りの巻き添えになり、全然とれんかった。
今年はそのセイタカアワダチソウが育たず、草刈りは入らないようじゃ。
こんなふうにフェンスに絡みついてよじ登ったやつから収穫なんじゃけど、草刈り機では結実前にこうしたもんがちょん切られて不発になるんよ。
幸い地べたを這っとったもんのタネが発芽して、あと今年追加でバラまいたやつも梅雨の長雨で大きく育ちました。
かなり、定着範囲は拡大したんじゃないんかねぇ。
ヤブツルアズキは、全国的には結実前の草刈り機での伐採で数を減らして、絶滅危惧種になっております。
しかし最寄駅のように生息範囲を拡大させておけば、もともとが雑草じゃけえ増やすことができる。
有用な野草を増やすには、自生地近くで自生地と条件が似たとこを狙うて侵入させることが早道なんよね。
ヤブツルアズキの弱点は、乾燥なんよ。
最寄駅の自生地は、線路のバラストの下で根っこを生やしとる。
バラストはいくつもの石が重なり、一番上の石は日光で相当熱くなるものの一番下にある石は熱くならず、地面の水分が保持されるんよ。
こうした同じ条件のバラスト地帯がかなり続いとるけえ、毎年延伸をくり返すことによって大きな穀倉地帯を形成させることができる。
先月は丸々1ヶ月雨が降らず心配したんじゃけど、それでもここのところの雨で息を吹き返し、花が咲いとるんよ。
いずれカカシさんとこにも持ってって、ザイニチ草に負けないようなとこで増やしてもらおうかな。
ザイニチ草を阻むには、資源化して使うことと日本固有の在来種で固めて防衛することなんよ。
在来種はいくら増やしても、環境に影響はありません。
ザイニチ草は、生態系を破壊します。
ザイニチ草とは、帰化植物のことです。
ザイニチ反対、ザイニチ反対、ザイニチから環境を守りましょう。
ザイニチをシゴウすると、ご利益ありまっせ。