前やんから、白砂糖使用のことについて質問があった。
いやいや、YouTubeの動画中で言うたはずなんじゃけど、まあええわ。
ちょっと梅酢ジュースを作るにあたって、白砂糖使うて作ったんよね。
同じ作るにも、黒砂糖もしくはお酢を黒酢で作ればどうなんかいうこと。
それで今回はその説明の前に、その黒砂糖について語ってみます。
黒砂糖を精製すると、白砂糖ができる。
白砂糖は、ほぼ純粋な純物質。
そして、黒砂糖から白砂糖を分離したものは不純物であり、ここにビタミンミネラルなんかがあります。
この不純物をコクトオリゴ糖って言うんじゃけど、一般的に言われとるオリゴ糖とは違うんよね。
つまり、黒砂糖はコクトオリゴ糖と白砂糖でできとるって言えるんよね。
さて、黒砂糖と白砂糖とでは、どちらが体にええでしょうか?
はい、当然黒砂糖です。
しかし、これは少量ずつ食べた場合です。
大量に食べると、どっちも同じ結果になります。
ミネラルを消耗品して、血液ドロドロの瘀血になります。
???
それって、どゆこと?
これには、吸収特性が絡んできよるんよね。
白砂糖とコクトオリゴ糖とでは、吸収率が違います。
白砂糖は、あればあっただけ吸収されます。
コクトオリゴ糖はミネラルとかがありまくり倒すため、吸収が悪く途中で頭打ちになります。
つまり黒砂糖を大量に食べると、黒砂糖ちょっとと白砂糖を大量に食べたのと一緒になる。
すなわち、ほぼ白砂糖大量食べたのと同じ。
黒砂糖の中で白砂糖部分が吸収されて、コクトオリゴ糖部分はそんなに吸収されずに排泄されてまうんよ。
これで、命を縮めた親族がおるんよ。
それが藁科富蔵さんで、母方祖父の父親なんよ。
つまり、曽祖父いうことになるんよね。
この富蔵さんは、甘いものが大好きで大好きで仕方がなくて、黒砂糖なら体にええじゃろういうことで、大量に買い込んできとった。
そんで、バケツに黒砂糖をドサッと放り込んでそこに頭突っ込んで食べまくっとったらしい。
そこ奥さんつまり、私の曽祖母の藁科ちょうさんは私が4歳まで長生きして93歳で永眠し、遺影は白黒写真ながらともあれ写真じゃったんよね。
しかし、この曽祖父の富蔵さんの遺影は、写真じゃなくて絵なんよね。
およよ?絵?
いやいや、写真自体は江戸時代後期からあるもんではある。
しかし、当時はかなり手間もかかるし、高価でもあったんじゃろう。
そこで、遺影を写真じゃなくて絵にしとった人が多かった。
つまり、写真が大衆普及する前に亡くなっとるんで、おそらく昭和初期じゃないんかのう?
曽祖母の大往生に比べて、かなり短命の若死になんよ。
最後は食道に癌か何か腫れ物か炎症が起きて、食べ物が食べれんようなったらしい。
そらそうじゃ。
バケツに顔突っ込んで、丼飯かき込むようにガツガツ食べまくって、ペロペロなめとったらしいけえ、無類の甘いもの好きじゃったんよね。
この富蔵さんの不自然な若死にからもわかるように、極端な偏食で特に体に悪い食い方するとヤバいことがようわかる。
同じように黒酢なんかも、あの黒い部分はぬかが発酵してできたコクトオリゴ糖に似たもんなんで、やはり吸収が悪いんよ。
こっちは摂り過ぎると、猛烈な下痢になるんよね。
そういうことで、ミネラルが多いもんはたくさん食べてもムダになる部分が多いことだけは認識しておきましょう。
白砂糖と黒砂糖の違いと特性が、おわかりいただけましたでしょうか?
梅酢ジュースのことは、また次の機会にお話します。