アニメ特撮世代として脂が乗っていたのは、おそらく昭和30年代後半生まれから、昭和40年代生まれまでなんよね。
昭和50年代以降になると、男女向けのアニメ特撮のネタがかなり尽きてきて、ジャンルの数が減ってきた。
しかし、まだそれでも見れただけマシなんよね。
昭和30年代前半では、まだアニメ特撮の技術が稚拙であり、作品としてイマイチなことがあった。
しかし昭和20年代生まれ以前となるとそれが全くないけえ、話が通じんのよ。
幼少期に熱狂するもんが、たとえば歌謡曲や映画音楽とかになるんよね。
その頃の人らはアニメ特撮がやっとっても、もう既に大人じゃけえ、今さら見れるかいうことになる。
戦いの場面のたとえ話なんかも、歴史上のことでやるしかなく、アニメ特撮で有名どころのあの話この話とかのことができんのよ。
私の波動の話でそういうのをやるにして、そういう話を知らんかったオルゴンMなんかが、その重要性に気づいて改めて私の視点を辿ろういう感じになったことはそれなりに評価できる。
オルゴンMは昭和30年代前半生まれなんで、頑張ればなんとか話についてこれるし、実際そうしとる。
しかし、昭和20年代生まれの孤独な知り合いは、この演歌を聴いて下さいとか言うてくるんじゃけど、その歌詞に心打たれるもんがあるんじゃろう。
しかし、そんとなもんは私の世代では物足りんくて、話にならんのよ。
ああたしかに訴えかけるもんはあっても、聞いた歌詞ではあっても古いしそれだけでは感動とまでにはいかんのよ。
大きく言えばジェネレーションギャップなんじゃけど、そういう意味でつらいもんがありまくりなんよね。