さて旅行から帰って来ました。
この前の続き、地球のベータ人に関して掘り下げてみましょう。
もともとロエールワッタス星にいてベータ星にも移民で行きましたが、それは動物的属性を削るため。
ロエールワッタスにおった時は、戦闘民族いうより野獣の知性体いう感じ。
その頃は科学は持っとらんかった。
野獣がベータ星で削られて戦闘民族になった。
つまり多少心の統御ができるようになった。
もともと野生の勘があったんじゃけど、人によってはその野生の直感が失せて、危機管理ができんようになった者もおります。
私が原発事故の時逃げたのはこの野生の勘。
そこに有給休暇が手助けしてくれた。
突発的な大事故が起きればどんな動物も死ぬ。
しかし考える余裕と動く余裕がある場合、野生の勘がある者が生き残る。
福島の放射能を一緒に計ろうって言うてきた知り合いのベータ人は、その野生の勘が失せとる。
そもそもロエールワッタスにおった頃の、生き残りの真髄を忘れとる。
生き物は、戦う前に生き残らにゃいけん。
生き残りなくして戦いもない。
意味のない戦いは生存を危うくする。
どんな野生動物でも、自分の力を超えた天敵からは逃げる。
また、天変地異からも逃げる。
そして安全な所で縄張りを張って広げるべく戦う。
強さのための強さを追うのは野生動物じゃない。
福島の放射能、今さら計ったところで、よくて小さなマイナス、悪けりゃ被曝リスクを伴うでかいマイナス。
全く意味がない。
それより新天地を開拓して、今後の生存に備える方がよっぽど生産的じゃ。
ベータ人は持って生まれた認識力や肉体パワーは高い。
しかしもともと野獣じゃったいうことからすると、未だに心の統御ができんやつもおる。
心を統御し、精進しながら、周囲を争いで荒さず、野生の勘を失わない者こそ、修行者としては最強である。
しかし障りがあって暴力で周囲を荒らしたり、怠けて精進せんかったりするやつもおるけえ、総じてベータ人はでこぼこなんよ。
心の統御ができるやつは最強なんじゃけど、でこぼこゆえにアベレージは低い方じゃのう。
ベータ人は最強、そう言えるのは心の障りを統御した能力の高いやつのみである。