気象庁は昨日、箱根山を震源とする火山性地震が午後3時までに98回観測されたと発表した。
2回は震度1で、96回は体に感じない揺れだった。
同庁は直ちに噴火に繋がるとはみていないが、蒸気が突然噴き出す可能性もあるとして、警戒を呼び掛けている。
昨日の現地調査では、大涌谷の温泉施設で蒸気が勢いよく噴き出し続けていることが確認された。
同庁によると、火山性地震は午前5時台に16回、6時台に22回観測されており、1日34~37回だった今月2~4日に比べて増加した。
震度1の地震では午前6時22分にマグニチュード2・2、6時56分にマグニチュード2・6を観測。
箱根山で体に感じる揺れが観測されたのは2011年3月27日以来という。
地殻変動を示す傾斜計に大きな変化はないが、今後マグニチュード2を超える地震が1日10回程度に増えた場合などには、噴火警戒レベルを引き上げる可能性がある。
東日本大震災で日本の地殻はだいぶ引き伸ばされた関係で、火山はいつ爆発してもおかしくはない。
特に引き伸ばされ方がでかい東日本はそうじゃ。