昨日書いた植物のミネラル飽和度の続きです。
黄色い容器の水栽培のサツマイモ、右手前はマロンゴールドで、左はパープルスイートロード。
パープルスイートロードの方は、葉っぱの長さがまだ3センチぐらいあります。
しかしマロンゴールドは消耗が激しく、1センチもありません。
見るからに痩せ細ってきた感じがします。
それにひきかえ、透明容器の方、これがリサイクル苗です。
カイアポとマロンゴールド。
紫の方がマロンゴールド。
葉っぱは5センチから7センチぐらいでしょうか。
水栽培のに比べて厚みもあります。
ちょうど根っこが生えてきたとこです。
釣りのキャッチ&リリースみたいな苗のリサイクル。
水栽培の新規苗は、苗とり1ヶ月強でだいぶ弱り、ていうか水で薄まった感じ。
水で薄まろうが弱ろうが、枯れてさえおらにゃ大丈夫。
土に定植すれば、リサイクル苗のような大きさに復活します。
ちょっと弱り方がひどいけえ、セイタカアワダチソウの灰をちょびっとあげました。
サツマイモはミネラルの吸収も早い。
寒くなければ相当タフ。
サツマイモの性質は、カイアポとそれ以外で大きく異なる。
カイアポは土を消耗し、他のサツマイモは土地を肥やす。
ともあれ、写真による違いをわかってもらえたらええんよ。
植物体のミネラル飽和度、見た目でこうした違いがわかりやすいサツマイモで考えてみて下さい。
ミネラルの決め手は灰です。
灰でもセイタカアワダチソウのもんは良質です。
詳しくは画像にあります私の著書を読んでみて下さい。
アマゾンのキンドルから電子書籍で出ております。