教団関連組織のポストを解任され、事実上追放された教祖の長男。
前回の映画でも、そのダイコンぶりとカラオケレベルの歌唱力は、多くの人を落胆させた。
ストーリーがくだらな過ぎるのは教団に原因があるにせよ、ぬあああ~とかうおおお~とかの多発のセリフは、深みもなければ何もない。
しかし、あのダイコンぶりや歌唱力を教祖はべた褒め。
あんなの褒められるシロモノか?
自分の身内じゃけえ、絶賛しとるだけなんよ。
それ以外なかろ。
今回は追放前に作られてしもうとるけえ、仕方ない上映するしかない。
しかし、さすがに今回はべた褒めのコメントはない。
巷の評判では、電撃出家の女優Sの好演技と教祖長男のダイコンぶりのコメントだらけ。
まあ確かに女優Sは、特有の障りとキモさがあるものの、女優としての演技はピカイチじゃろう。
それに比べて教祖長男は親の七光り以外は何もなく、演技もヘタなら歌もヘタ。
教団なくしては生きられない。
それは他のファミリーも同じこと。
そういや、他のファミリーは続々結婚しとるのう。
論文盗作の長女、あと次男三男。
こうしてみると、長男はなんやかやで難しそうよね。
一時期後継者と目されておりながら、追放。
代替わりして次男か三男が後継者になったとして、拾うてもらえるんか?
捨て扶持をもらいながらの隠居生活さしてもらえるか?
いや、その前に教団の運営自体が危ういわのう。
主力信者はほぼバブル期に集まった人らで、そろそろ年金生活突入。
お布施激減と、教祖が死んだ場合の求心力消滅で、経営は困難なものになるはず。
教祖の悪事告発は、教祖死去の時に大きく噴出するじゃろう。
教祖ファミリーと結婚した面々、あんたら今後大変よ。
てか、教団に尽力した人らには没落の法則がかかりよるけえ、かわいそうじゃが仕方ないのう。
教祖の嫁さんも、かつての教祖の愛人の一人。
何の生産性もない教団と、その衰退をみんなして共有するしかない。
教団の現役信者で、このブログを見とる人おったら、今でなくてもええ。
教祖死去の時には、何が事実じゃったのかを改めて辿りんさい。
その時には、拙著『正法としてのK、邪教としてのK』が役立つはずじゃ。
客観的に見て、全く意味のない今回の映画。
すばらしいと思うなら思いんさい。
しかし、教祖の亡くなった後も、そうほざける保証はない。
なるべく早く教団から離れられるなら、離れてほしいんじゃけど、教祖個人に思い入れもあろう。
それはわからんでもない。
かつてはすごいことを説いた人じゃ。
そういう人情まで否定はしない。
しかし言えるのは、関わり続ける以上運命は狂わされていくいうこと。
それがないとしても、離れるまで時間だけは間違いなく取られていくんよ。
賢明な判断を祈ります。