知り合いのイチゴ農家たけした君のとこでは、毎年秋収穫のイチゴの味がイマイチとか。
そこでちょっと調べてみると、太陽の陰転の時期には品質がイマイチになることがわかった。
毎日欠けていきよる太陽に、イチゴは戸惑う。
昨日食べた太陽の光が、今日はこんだけ短い。
それがストレスにもなるらしい。
ただ地球の太陽は光線が黄色であり、植物はその光の半分くらいは使えないんよ。
黄色から青までの光を反射しとるんで、葉っぱは緑色。
また、紫外線により時と共に葉っぱは弱る。
これとは別に草木の炎を考えると、オレンジ色。
植物には、利用効率のええ光線が出とる。
しかし炎ともなると、光と共に近赤外線つまり熱の放出も大きい。
そうなると、ビニールハウス内の温度に影響が出る。
しかし炭火なら、それほどの近赤外線を放射しない。
また、比率的に遠赤外線の量が多い。
遠赤外線であれば、波長も長いしわりと遠くまで届く。
光合成にはあまり影響はないものの、イチゴが受ける有益エネルギーは相対的に増えるはず。
試験区を設けて、炭火をできるだけ置くことをやってみるべきじゃと思う。
木を燃やし、炎がなくなった時点で炭を植木鉢に入れて消えるまで置いておくんよ。
期間は冬至まで。
それ以降は陽転太陽の力で大丈夫。
不在の日は仕方ないとして、時間はできれば夜がええね。
夜できんのなら、昼間でもええんよ。
これで大幅に品質が改善するようなら、それはやるべきなんじゃなかろうか。
これが上手くいけば、他の植物にも応用可能になる。