ヨモギとセイタカアワダチソウ共存地帯、いつもの作業の継続で、徐々にヨモギが優先になりつつあります。
ヨモギを収穫し始めたことで、モサモサになっとったとこがだいぶスッキリしました。
あとセイタカアワダチソウが、だいぶ減りましたね。
セイタカアワダチソウの使い道は、セイタカ灰の確保とエレハラ用の賢者の石の製造にあります。
エレクトロニックハラスメント、略してエレハラ。
このエレハラの症状改善に、賢者の石を使うてもろうてそれなりに効果があるはあるようです。
そこで小さいサイズのもんを大量に作っておりますが、21回セイタカアワダチソウの炎で焼くのと毒汁に漬け込むことをくり返しております。
これがなかなかホネであり、第二陣が16回焼けました。
毒汁を搾る意味でツブシにかけており、そのために今の時期のみずみずしいセイタカがかなり貢献しております。
この時期のセイタカは水分が多く、乾燥させるのに相当かかります。
逆にツブシにかけてぐしゃぐしゃになれば、ソッコーで乾燥します。
前の日のセイタカを、翌日には燃やせるわけです。
まあそれだけでなく、立ち枯れたセイタカも取ってきますけどね。
ヨモギは上半分がハサミでちょん切られ、セイタカは根こそぎ抜かれていく。
時間が経つにつれてヨモギの残存部は成長し、成長の早いセイタカから抜かれてなくなっていく。
残存するセイタカは、日に日に伸びるは伸びるんじゃけど数自体は減っていく。
ヨモギは柔らかいとこは切り取られるものの、雨が降るとその分取り返そうと思うてまた伸びる。
ヨモギの地下茎は減らないんじゃけど、セイタカの地下茎は引き抜かれるたびに減っていく。
そういうことで、そのフィールドは常時草ぼうぼうにはならず、ヨモギがそれなりの量だけ生えてコントロールされることになる。
同じく消費されるセイタカとヨモギなんじゃけど、いずれ完全にヨモギ畑に変わっていく。
ヨモギ自体も適度に剪定されることによって剪定反発力により強くなり、また柔らかく新鮮なもんを供給してくれる。
冬になってそのヨモギが立ち枯れたら、その固くなったもんは燃やして灰にして、それはそれでまた別の循環を作っていく。
必要なもんをこういう感じで供給するように管理されれば、それはそれでええ感じよね。
そのヨモギも、カイアポやトウネズミモチと一緒に売り物になる。
セイタカに関しては、カイアポに化けて売り物になる。
賢者の石は売り物じゃないけどね。
ヨモギの灰は雑灰になり、これも豆や網干メロンやオクラに化ける。
こっちは自己消費よね。
ともあれ、いろんなもんを生み出す草の文化、ありがたいもんです。