腸内細菌叢も、年代ごとに変化していく。
幼少期はビフィドバクテリウム属が優勢で、次第にバクテロイデス属が増える。
バクテロイデスは善玉菌いうより日和見菌のようで、普段は有用脂肪酸、短鎖脂肪酸を作ってくれる。
年寄りになるとビフィドバクテリウム属はさらに減り、代わりにラクトバチルス属、つまり乳酸桿菌が増える。
そうすると、ラクトバチルス増やすより、ビフィドバクテリウム増やした方がええわのう。
体が強い人はバクテロイデス属、弱い人やバクテロイデス属の邪気抜きした人はビフィドバクテリウム属の邪気抜きじゃのう。
あとはええかも。
ラクトバチルスを強化したところで、老化してしまっては意味がない。
腸内細菌叢の若年化を図れば、肉体も若年化するんじゃないんかねぇ。
仲間内は波動強化による若年化が一時的にあり、その後は歳並になっとる。
年齢のわりに若いのは私ぐらい。
まあ私は、修行開始した18歳から若くあり続けることを念頭にエネルギーを作ってきた。
18歳の時がボロボロじゃったけえ、できるだけ長い間若くいて、その年数分、能力を高めれば、中長期で考えて逆転できるんじゃないかと思った。
50歳でも、肉体が20歳ぐらいなら、経験値がある分優位じゃろうと。
同年代、あるいは10歳ぐらい下の人でも私より皆老けとる。
私自身の改造は、私の意図で進んだ。
腸内細菌叢にも同じことが言える。
とりあえず、やれることをやってみて、不足があればまた考えましょう。
私も久々に細菌の勉強。
基礎がある分、ようわかる。
魔法力での菌力を強固にし、それをレシピとして提供できるようになりたい。