広島市にある放射線影響研究所(放影研)は昨日、東京電力福島第1原発事故の直後、収束作業に従事した2万人を対象に、2015年度から生涯にわたって健康調査を行うことを明らかにした。
厚生労働省によると、作業員全員を対象にした長期的な調査は初めて。
放影研などによると、調査は2011年3月の事故直後から政府が収束宣言を出した同12月の間に、第1原発で原子炉の冷却やがれきの撤去などを行った作業員2万人の中から、希望者に対して行う。
作業員は全国にいるため、各都道府県に拠点を設けて健康診断やがん検診を実施する。
放影研は福島県内の約5000人について既に案内の文書を送付。
約1100人から返事があり、今月中に調査を始める。
厚労省のデータの中には被ばく線量を高めに推定している作業員もおり、血液検査などを基により正確に推定する。
放影研の大久保利晃理事長は4日、記者団に「(被ばく線量の見直しで)低線量被ばくの影響が出る境界線が判明できれば画期的だ」と話した。
放影研が原爆の被爆者や家族以外を調査するのは初となる。
やはり追跡調査しないとわからんことだらけじゃないんかねぇ。
ていうか間違いなく影響はあるはずなんよ。
知り合いのインチキ放射能測定n崎は、この期に及んで福島では何もなかったことにしたい意図のことを発信し続けとる。
汚染水トラブルも相次ぎ、建屋にも入れない福島原発。
今後も犠牲者は増えよう。