石の器構想なんじゃけど、まずは小皿を作ろうかって思うんよ。
そのために形のええやつを見繕いました。
なるほど、どれでもやりやすいいうもんでもないのう。
底になる部分が平らで安定しとるもんがええわのう。
今日も、海辺のサツマイモ畑を耕しました。
耕すのもそうなんじゃけど、石を砕いて石粉を作り、撒きました。
赤い石はピンク色の粉になり、黒い石は灰色、他に青っぽい粉や黄色の粉など、きれいなもんです。
石もこういうふうにすると、面白いのう。
これで海水畑よりええ成績なら、石材屋とか墓石屋などから石粉もろうて来て、それを一度焼いてから使おうかのう。
なんか泥岩の系統がよさげ。
ギョウカイ岩はもともと火山灰じゃけえ、ダメじゃろう。
でかい石2つの間に砕く石をはさむ感じかな。
そんでガツンとやると砕ける。
ただ、破片が飛び散るのう。
植物にはどう効くんかのう?
封じ込められたミネラルが効くんかのう?
それとも、ケイ素を吸って植物の固さが増して、養分を吸う力が増すんかのう?
生き物の世界は、科学的数式がそのまま通用しないとこがある。
海水料理なんかにしても、ミネラルは微量なのに、初めは腸がやたら動く。
単に物質だけの問題じゃないんよね。
こういうことが解明されたら面白いのう。
ケルブランの卵のことも、そうした面白さがある。
カルシウム不足のニワトリに砂利を見せたら、むさぼり食い、翌日から固い殻の卵になる。
そういう生体内元素転換なんかもあるんかもしれんね、この石粉。
あと、石粉を水に入れて、溶出するミネラルを飲んだ時どうかいうこともあるんよね。
畑の仕事も、冬モードから春モードにシフト。
陽がのびたんじゃけど、陽射しも強くなり、8月並みなんよ。
陽射しが弱まる夕方ぐらいに出動するようになった。
ギシギシやハマダイコンも終盤。
これからはカラスノエンドウやヤブガラシなんかの時期になります。
暑くなる前になるべく畑を整備するんじゃ。
畑の作業も、耕す以外に石を砕く作業が加わった。
今回試験的に行う石粉栽培、初めての試みなんじゃけど、自然にある素材でできる。
うまくいけば、次の何かにつながる。