農業をやり始めて、改めて感じることとして、農業は作り出す能力なんよ。
パートナーになる作物とのコンビネーションで、いかにええもんをたくさん作り出すかなんよ。
加工する能力は、出来上がっとるもんを壊して利用可能にすること。
まあある意味何とでもなる領域。
しかし無から有を生み出すのは、そういう強い意図と、そこに力を集約することが必要なんよ。
私がセイタカアワダチソウを焼いて、炭や灰や焼け石を作ったのを真似てやってみた人はままおりますが、実際農業やってみると明らかに格差がありました。
農業ができる人は、明らかに間合いを掴んどるんよ。
それは無意識。
植えたもんの言うことがわかるいうか、欲するもんがわかるんよね。
知識、経験、感覚、いろんなもんがあるんよね。
まあやってみると上手い下手があり、知り合いのCちゃんみたいに下手なこと自覚しとる人もおる。
まあ下手な人は努めて経験を積むしかないし、それを学ぶことなんよ。
同じことやって前回と同じ以上のことができない人は学びがないんよ。
どうにかしとるんよ。
前回やってうまくいったことは、次回ほぼ何も考えずに同じことをやればええはず。
そうしてこそ、新規のことができる。
とりあえずこういうことは個人の努力の範疇です。