それは穀物、野菜、果物、木の実。
サツマイモは穀物を除く3タイプがある。
隼人イモをはじめとする、中身がオレンジ色のやつが野菜タイプ。
サツマイモ版のカボチャと言えよう。
マロンゴールドが木の実タイプ。
サツマイモ版の栗と言えようか。
オーソドックスな皮が赤いものと、黄金千貫が果物タイプ。
紫イモの系統が果物タイプの最右翼かな。
安納イモはちょっとオレンジ色じゃけえ、果物の中ではちょっと野菜タイプ寄り。
カイアポは別格なんじゃけど、野菜タイプ。
しかし、カイアポの場合は薬の面がでかい。
これで、果物タイプが合う人はあんまりおらんみたい。
だいたい野菜タイプか、木の実タイプ。
野菜タイプが合う人は、健康で体も頑健な人。
木の実タイプは、頑健でも体が弱いとか霊体質とか。
カイアポが合う人は病気か、それに近い人なんよ。
仲間内では私やたけした君、前やん、福山のKさん、乙女座移民のCちゃんあたりが隼人イモ。
オルゴンMやしろみさん、なっぴーなんかはマロンゴールド。
ぽんたをはじめとする東日本の面々と、姫路のYさんがカイアポ。
サツマイモのミネラルの違いは、昨年の私の失敗で証明された。
昨年は同じ品種を密集させて植えた関係で、数は多かったんじゃけど小さかった。
しかし、間違えて違う品種が紛れ込んだのが、でかくなっておりました。
必要とするミネラルが違うとったんよね。
体には抵抗が少ないはずのサツマイモ、しかし、果物タイプが多いけえ、たくさん食えん。
それは、私が学生時代に実験した。
かねてからサツマイモが好きじゃった私は、一食をサツマイモに置き換えることをやってみた。
サツマイモを2袋焼いて食べた。
サツマイモは好物じゃけえ、余裕で食えると思った。
1袋はよかったんじゃけど、2袋目は苦しくなった。
ミネラルが合わんのんよね。
この野菜タイプか木の実タイプかいうのは、次のようなイメージをするとわかりやすい。
何かの罰ゲームで、お前にはもう米を食わせんて言われたとする。
その代わりに、カボチャか栗なら食うてええって言われたとする。
これで私ならカボチャを選び、その状態で何年も大丈夫なんじゃないんかのう。
同じ問いをしろみさんにすると迷わず栗と答え、すぐスーパー行って栗を買うてきてバリバリ食うてまった。
これで逆になると、3ヶ月ぐらいすると、お米を返しんさいとか言うてブチ切れるようになるんじゃろうね。
普通のサツマイモなら、1日でダメじゃろうね。
サツマイモ以外では、ジャガイモ、山芋、サトイモとあるんじゃけど、いずれも野菜タイプ。
サツマイモで言えば甘いもんほど美味しいいう評価になるんじゃけど、その美味いはずのサツマイモは大量には食えない。
しかしジャガイモやサトイモは、そう甘くないのにたくさん食える。
ジャガイモやサトイモの方が、ミネラルが体に合うとるんよね。
ミネラルが違えばケンカしない。
そういう意味からすると、サツマイモとサトイモの混ぜ植えやサツマイモとジャガイモの混ぜ植えは有効な手段なんよ。
必要なミネラルが違う上に、サツマイモは窒素固定をする。
窒素が多いとサツマイモにはつるぼけになることにつながり、よくない。
それをサトイモやジャガイモが栄養として活用すると、サツマイモのつるぼけ防止とサトイモやジャガイモの作柄がよくなる一石二鳥。
限られた面積での作付けにも、効率はええじゃろうね。
私と前やんのコンビも、サツマイモ栽培では果物タイプでないもんを増やし、カイアポも増やし、商品価値の高いもんの比率を上げたいと思います。